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「2015春季生活闘争討論集会」「連合富山12.5全国統一集会」同時開催!!

2014/12/05

STOP THE 格差社会!春季生活闘争討論集会と12.5全国統一集会を同時開催!!

春季生活闘争討論集会と12.5全国統一集会を同時開催!! 春季生活闘争討論集会と12.5全国統一集会を同時開催!! 春季生活闘争討論集会と12.5全国統一集会を同時開催!!

 連合富山は12月5日(金)にボルファートとやまにて、「2015春季生活闘争討論集会」と併せて「連合富山12.5全国統一集会」を開催した。


 討論集会の冒頭、尾谷会長は「2014年を引き継ぎ、2015春季生活闘争でも月例賃金の引き上げにこだわり、非正規も含めた底上げ・底支えを取り組もう。現在行われている、解散総選挙は、アベノミクスの失敗を覆い隠す政権維持の党利・党略の選挙で、自公が信任されれば労働者保護ルールの改悪につながり、働く者の雇用や暮らしが守れない」と挨拶した。


 この後、連合の須田孝総合労働局長から「連合の2015春季生活闘争にあたっての基本的な考え方」をテーマに1時間余りの講演を受けた。講演では「日本経済は少子・高齢化、人口減少社会の中で労働人口も減少が進むことになる。アベノミクスの経済運営の中で円安と消費税の引き上げにより物価は3%台推移しているが賃金は追い付いていないことから、経済見通しは下方修正されている。連合は2015春季生活闘争では、賃上げ2%以上(定期昇給相当分確保前提)で底上げ・底支えと、長時間労働の抑制など時間短縮、政策・制度要求実現を3本柱として、デフレからの脱却と経済の好循環を求めて行く」特に、賃金制度の未整備の中小の賃金水準が低下していることから「連合リビングウェイジに基づく最低到達水準の設定=富山県単身・自動車なし:144,000円(時間額880円/163H)」など、新たな要求水準の設定も行った」また、闘争日程としては「例年から1週間遅れの3月18日を山場とした」など、方針説明が行われた。

 続いて、瀬川事務局長から連合富山の取り組みとして「1月19日予定の共闘会議推進委員会の確認を受け、1月21日第3回執行委員会には連合富山の闘争方針を決定し、5業種の業種共闘で共闘体制を強化して取り組みを推進して行きたい」との提起が行われた。この後若干の意見交換で討論集会を終了した。
 2015春季生活闘争討論集会に引き続き、「STOP THE 格差社会!暮らしの底上げ実現」キャンペーン第3弾の取り組み(第1ゾーン)のメインとしてスタートした「全国縦断アピールリレーゴール」の節目として、東京港区の「メルパルクホール会場」をインターネット中継で結び、全国47地方連合会の仲間とともに、富山においても同日同時刻で「5.27全国統一集会」と同様に、労働者保護ルール改悪阻止にむけた「連合富山12.5全国統一集会」を瀬川事務局長の司会で開催した。


 はじめに、4地域協議会を中心に10月24日から28日にかけて県内においても実施した「全国縦断アピールリレー」の取り組み状況をスライドを交えながら宮越事務局長から時系列的に報告した後、主催者を代表して尾谷会長の挨拶を受け、全国統一集会のネット中継(東京会場)に切り替え視聴した。
 冒頭、古賀会長からは「この選挙は労働者保護ルールを許すのか?それとも止めるのかにある!しかし残念ながら情勢は極めて厳しい―このままだと暴走する安倍政権に白紙委任状を渡すことになる。重大な危機感を共有し『全国縦断アピールリレー』でつないできた働く仲間の連帯を今度は投票行動で示そう!」と訴えかけた。
 続いて、民主党小林正夫参議院議員は「安倍政権は、日本の国力(労働)を削ぐような労働者保護ルールの改悪を進めようとしている―この選挙は勝たねばならない!連合の皆さんの協力を!」と訴えた。
 引き続き、東ルート(東京:杉浦事務局長)、西ルート(静岡:池富会長)それぞれ代表者から報告を受けた後、2人の最終ランナーが東京会場の檀上へゴールし、東西2つのタスキが古賀会長に手渡された。
 神津事務局長からは「タスキで全国の思いをつなぎ世論を喚起し民主党が頑張った結果、労働者派遣法の改悪を阻止することができた。しかし、今の政治体制が続く限り、来年の通常国会ではもっと増幅されて私たち働く者に襲い掛かってくる。安倍さんは『この道しかない』と言うが、その道とは労働者保護ルール改悪であり、格差拡大への道だ。そして、日本を戦争する国にする道でもある。そういう思いで、それぞれの組織の中で組合員に投票行動を呼びかけるリレーを全力で展開しよう!」と力強く訴えた。


 この後、ネット中継を切り替えて、本部報告および今後の取り組み提起を富山集会においても全体で確認し、県教組(書記長)神田執行委員から「労働者保護ルールのタスキはゴールしたが、ここで歩みを止めてはならない!解散総選挙では「自民1強にNO!」の意思を示そう!」との集会アピールを提案・採択を行い、最後に、尾谷会長の音頭で団結ガンバローを三唱し12.5集会を終了した。

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