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月例賃金にこだわり、賃金引き上げの流れを継続させよう!連合富山2016春季生活闘争討論集会を開催

2015/12/02

 12月2日(水)に連合本部の須田総合労働局長を招き、連合富山2016春季生活闘争討論集会を開催した。冒頭、主催者を代表して尾谷会長は「来年の参議院議員選挙に向け、政策が一致する政治家を増やし、一強多弱と言われる現状を打破しなければ、働く者の雇用や生活は守れない。連合が推薦する組織内候補者の当選に向け、取り組みの強化が求められる。2016春季生活闘争については、2014、2015の成果を引き継ぎ、月例賃金の引き上げの流れを継続させ、格差是正や社会保障制度の充実を求め、デフレからの脱却と経済の好循環を実現しよう」と挨拶した。

 続いて、須田総合局長は、「2016春季生活闘争では、すべての働く者の賃金の底上げ・底支え、格差是正が不可欠である。日本全体の賃金決定のメカニズムを活かし、拡大する企業規模間格差の是正と非正規労働者の処遇改善に向け、従来の大手追従、大手準拠の構造転換を求める運動のスタートとして挑戦を始めたい。そのため、連合として大手企業の適正な利益配分や、取引価格の問題等に対処する相談窓口(03-5295-0514)を設置する。賃金引き上げについては、様々な意見がある中で、定期昇給相当分(賃金カーブ維持分)を含め4%程度とした。各加盟組織は、組合員の賃金実態の調査・把握に努め、賃金カーブの歪みや格差の改善に取り組んでほしい。連合としては2月末までに要求提出し、3月に山場を設定するが、地域の労働条件向上と賃金引き上げの波及力を高める取り組みをお願いしたい」との説明を受けた。

 この後、土肥事務局長が7年目を迎える5つの業種別共闘体制での取り組みと、今後のスケジュールとして、12月16日(水)の第2回執行委員会、25日(金)の第1回共闘会議推進委員会での協議を経て、1月20日(水)の第3回執行委員会で方針を協議・決定したいと提起し、最後に、共闘会議推進委員会の辻委員長のガンバロー三唱で集会を終了した。

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