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「底上げ・底支え」「格差是正」に向け、富山県経営者協会へ要請

2016/03/04

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 3月4日(金)に2016春季生活闘争の取り組みを進めるに当たり、富山県経営者協会に要請行動を行った。

 冒頭、連合富山を代表として尾谷会長から経営者協会・稲垣会長への「2016春季生活闘争に係る要請書」手交の後、尾谷会長は「2016春季生活闘争は、2014年からの賃上げの流れを継続させなければならない。また、個人消費を拡大させるためには月例賃金引上げが必要だ。また、非正規をふくめたすべての働く皆さんの底上げ・底支え・格差是正のつながる処遇改善が求められる。また、サプライチェーンで生み出された付加価値を公正に分配することが必要だ」と訴えた。

 これを受け、稲垣会長は「一番大きな変化は新幹線の開通で、雇用の改善などにつながっている。格差が続く状況になっているが、めざすべきは豊かな中間層がある社会だ。賃金の引き上げについては、個別の企業の労使で話し合いをお願いしたい。富山県は下請けや中間産業が多く改善する努力が必要、現場力やスキルを高めるための処遇の改善が求められる。経営も考え方の変革が求められているが、一方で働く皆さんの改革も必要だ。富山県は地域創生のモデルになるとの評価があることから、様々なことに連合の皆さんとも一緒に取り組みたい」と挨拶した。

 この後、懇談会にうつり、有給休暇の取得、非正規の正規への転換、人手不足と若者雇用の確保、政労使が参加するフォーラムなどの開催などの課題について 意見交換が行なわれた。

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