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県内労働者の安心・安全に向け、富山労働局へ要請

2016/03/08

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 3月8日(火)に、富山労働局に対し、より良い労働行政推進に向けた要請行動を行った。

 冒頭、尾谷会長は吉田労働局長に5課題16項目の要請書を手交し、「現在、連合富山の各加盟組織では2016春季生活闘争が始まっている。今回の闘争の特徴としては2014年から続いている賃金引き上げの流れを維持し、中小の底上げ・格差是正・非正規へ波及させることでデフレからの脱却と経済の好循環実現をめざしており、年間総実労働時間の短縮、若者をはじめとする人材確保の観点での初任給改定、非正規から正規への転換制度の導入など賃上げ以外でも様々な労働条件の改善要求を行っている。また、地域の活性化に向け、関係団体に働きかけてフォーラムや学校・職場等での寄付講座の開催を実施していきたい。連合富山が求める労働行政の更なる推進と併せて取り組みへの協力をお願いする」と挨拶し、土肥事務局長より要請趣旨説明を行い「県内に働くすべての労働者の雇用の安定と公正な労働条件確保に向けて、積極的な監督・指導の強化をお願いしたい」と要請した。

 これを受け吉田労働局長は「日頃から県内労働者の労働条件改善に向け活動されていることに敬意を表する。雇用情勢については、求人倍率が高い水準で維持し、就職内定率が大卒は過去2番、高卒は過去1番の高率、労災も過去1番の低さとなり県内に関しては良い状況であると認識している。ただし、様々な諸課題があることは間違いなく、本日頂いた要請内容について後ほど各担当部局から回答する。意見交換では忌憚のないご意見を頂きたい」との挨拶を受け、担当の各部局から要請に対する回答を受けた。

 その後の懇談では今後の雇用問題を中心に、学校への寄付講座の開催、ジョブカードの現状、最賃を含めた審議員の選任等ついて意見交換を行った。

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