連合富山»最新情報

最新情報

戦争の惨禍を忘れない!ピース・アクションin-Toyama

2016/08/01

16.08.01ピース・アクションin-Toyama01.JPG 16.08.01ピース・アクションin-Toyama02.JPG

 8月1日の富山大空襲の日に向けて、反戦平和への願いを込めた「ピース・アクションin‐Toyama」を開催した。

 冒頭、主催者を代表して、社会活動推進委員会の神田委員長は1945年8月1日深夜(2日未明)の富山大空襲の状況やその後の広島・長崎への原爆投下について触れながら「終戦から71年が経過しようとしている。二度とこのような悲劇を起こさないという思いで本集会を開催する。平和の大切さを心に刻んでほしい」と挨拶し、続いて広島の被爆体験証言者(語り部)・飯田氏による被爆体験の講演に入った。

 飯田氏は、3歳の時に広島で被爆(爆心地900mのヒバクシャ・孤児・奇跡の生存者)。6歳頃まで生ける屍として生死の境をさまよい、その後もさまざまな病気や心の傷に悩まされ続けた。

 講演では「原爆の実相・本当の悲劇を伝え、皆さんと共に考えていくことが『平和への道』に繋がる」とされ、原爆が投下された瞬間の爆風や放射線量の数値に加え、被爆直後のヒバクシャの状況について、これまでにない生々しい描写で語られた。そして「戦争状態にあると人は判断を誤る。核兵器があるかぎり、使う人が出てくる」「原爆の恐ろしさ・正しい認識を持つこと核軍縮の出発点」「広島に来て『本当の原爆の悲惨さ・悲劇』を見ていただき、運動を推進して欲しい」と訴えられた。参加者は、広島での悲惨な被爆体験を聞き、核兵器の恐ろしさ・戦争の悲惨さを学び平和への思いを強くした。

 その後、社会活動推進委員会の長副委員長による恒久平和への願いを込めた「集会アピール」を採択し、集会は終了した。

16.08.01ピース・アクションin-Toyama03.JPG 16.08.01ピース・アクションin-Toyama04.JPG

バナーエリア

pagetop