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組織拡大、政策・制度要求実現などの補強方針を決定!クラシノソコアゲで働くことを軸とする安心社会の実現をめざす!!

2016/10/26

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 連合富山は10月26日(水)に第30回定期大会を開催し、組合員7万名を目標とする組織拡大や4年連続の賃金引き上げに向けた春季生活闘争、『クラシノソコアゲ応援団!RENGOキャンペーン』を通じた政策・制度要求の実現や非正規労働者をはじめとするすべての働く者の処遇改善に取り組むとする次年度の運動補強方針を決定した。また、各級選挙における推薦候補を増やし全員当選に向けて取り組むことも確認された。定期大会には役員、代議員、来賓、推薦議員団など約250名が参加した。

 主催者を代表して、尾谷会長は冒頭、一連の政務活動費不正受給により連合富山推薦議員が議員辞職した件について触れ、組合員の政治不信を払拭するために改めて政治活動の強化を訴えた。さらに「7万連合富山を目標とする組織拡大の目的は組織強化である。組合が組合員から頼られているか、組織オルグなど、コミュニケーションをより確かなものとしていく必要がある。労働組合の意義は働く者や生活者の暮らし・雇用を守ることであり、この目的を果たすために税や社会保障、雇用・労働問題などの政策・制度要求に取り組んでおり、それが政治に直結している。労働組合の政治活動を通じ、政策・制度要求の実現に向けた取り組みを進めなければならない。現在、連合は『クラシノソコアゲ応援団!RENGOキャンペーン』第2弾を展開している。労働法制改悪阻止に向け、街宣行動等で世論喚起し、すべての働く者の労働条件の改善つなげたい。また来年の春季生活闘争では3年連続の賃金引き上げを獲得したこの流れを重視し、引き続き『底上げ・底支え』『格差是正』に向けた闘いを展開していくこととなる。連合の諸課題への取り組みに対し、より一層のご協力をお願いする」と支援を求めた。

 その後、連合本部・井上総合労働局長、富山県・寺林副知事、富山労働局・山﨑労働局長、富山県労働者福祉事業協会・森本副理事長、民進党富山県連・寺﨑幹事長、社民党富山県連・菅沢代表代行、富山県民社協会・古城事務局長より祝辞を賜った。

 経過報告では一般会務報告、決算報告、会計監査報告を執行部が報告し、満場一致で確認された。

 午後の部の議案審議では、【第1号議案 構成組織・加盟組織の確認について】を沢井副事務局長が提案し、承認され、新規加盟組織であるUAゼンセン・大阪屋ショップ労働組合の樋口書記長から連帯の挨拶が行われた。

 続く【第2号議案 補強方針(案)について】を土肥事務局長が提案した。補強方針は、昨年決定した運動方針を基本にクラシノソコアゲ応援団!RENGOキャンペーンの取り組みをはじめ、県内高校・短大・大学への寄付講座・出前講座の要請、新たな社会貢献活動の展開、政策・制度要求実現に向けた政治活動の強化等が付加されており、この提案についても満場一致で承認された。

 その後、【第3号議案 予算(案)について】も土肥事務局長が提案し、満場一致で承認された。【第4号議案 役員の補充について】では退任される役員に代わり、13名が新たな役員に就任した。任期は1年。退任された役員の内、連合富山規約に基づき、連続2期4年以上にわたり連合富山の運動に尽力いただいた9名を表彰した。

 議案審議を終え、新たに副事務局長に就いた浜守副事務局長から「底上げ・底支え」「格差是正」につながる政策の前進をめざす【「クラシノソコアゲ応援団!RENGOキャンペーン」に関する特別決議(案)】、副会長に就任した中松副会長が暮らしの底上げ実現、働くことを軸とする安心社会の実現をめざす【大会宣言(案)】を提案し、採択された。

 すべての議事を終了し、最後に尾谷会長の団結ガンバロー三唱で大会を閉会した。

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