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辻ー浜守体制で7万連合富山をめざす!

2017/10/25

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 連合富山は10月25日(水)にボルファートとやまにて第31回定期大会を開催し、「クラシノソコアゲ応援団!RENGOキャンペーン」、「長時間労働の是正」、「少子高齢化と人口減少社会における社会保障制度の拡充」など、結成30年に向け労働運動の参画意識向上と組織力強化に取り組むとともに、「働くことを軸とする安心社会」の実現をめざす向こう2年間の新たな運動方針と役員体制を確立した。

 冒頭、主催者を代表して尾谷会長は初めに衆議院総選挙について触れた後、1年間を振り返って「7万連合富山の組織拡大については、皆さんのご奮闘で、6万6千名近くなり、組織事情がある中で、一定の成果が表れている」とし、「2年後の連合結成30年、連合の運動を発展させるためにも、原点である組織拡大や組織強化を継続し、構成組織・地域協議会が一体となって、本気で7万連合富山をめざすことを全体で再認識し行動していくことが大切であり、皆さんの積極的な活動を期待したい」と話した。次に2017春季生活闘争に触れ「県下の労使交渉に汗を流していただいたことから、厳しい中でも引き上げ率4年連続で2%を超える賃上げが実現できたことに加え、大手を超える組織が増えて、次に繋がる今次闘争であった。そして、非正規の皆さんにも波及し、地域最賃が3%を超える25円増額の795円になったことも影響であり、2018春季生活闘争もこの流れを継続し、『底上げ・底支え』、『格差是正』に向けての取り組みをお願いしたい」とした。最後に、「連合富山に結集する皆さんと共に、関係各方面の協力を頂きながら、『暮らしの底上げ』や『働くことを軸とする安心社会の実現』をめざし、一致団結して取り組むことを誓い合い、前向きな議論をお願いする」と挨拶した。

 その後、来賓挨拶として連合本部の南部副事務局長、富山県の山崎副知事、富山労働局の山崎局長、労働者福祉事業協会の中村副理事長、民進党富山県総支部連合会の寺崎幹事長、富山県民社協会の古城会長より祝辞を賜った。また、午前の部終了前には土肥事務局長より、ディーセント・ワークへの取り組みが説明され、会場全員で「Decent Work for All(すべての人にディーセント・ワークを)」を掛け声にビラを掲げるアクションを行った。

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 続いて、土肥事務局長より【第2号議案 2018-2019年度運動方針(案)について】を提案し、結成30年に向けて2年間の運動方針を決定した。強化方針として、1000万連合実現に連動した、7万連合富山達成に向けての取り組みと人材・体制づくり、職場から始めよう運動のさらなる展開、働くことを軸とする安心社会の実現に向けた政策・制度の取り組み、第4次男女平等参画推進計画の着実な実行、政治活動の強化等提案され、その後、JEC連合・日医工の寺坂委員長より「連合2035ビジョン」(仮称)の背景と内容について、JAM・松長氏より中小企業の実態、結成30年に向けて質疑・意見が述べられ土肥事務局長と浜守副事務局長がそれぞれ応答し、第2号議案が満場一致で承認された。

 その後、【第3号議案 予算(案)について】土肥事務局長が提案し、承認された。

 【第4号議案 2018-2019年度新役員について】では、選挙管理委員長より新たな役員体制が報告され、新たに14名が新役員に就任した。

 また、退任された役員11名の内、連合富山規約に基づき、連続2期4年以上にわたり連合富山の運動に尽力頂いた6名を表彰した。

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 尾谷前会長が退任され、新たに会長に就任した辻政光氏(JAM)は「組織強化・拡大を進めて3年後の1000万連合、7万連合富山をめざし、全組織を結集し社会の連帯を高めて、次の世代へ労働運動を橋渡しする。結成30年に向け、足元を見据えた活動を重要とし、働くことを軸とする安心社会の実現に向け、連合の考え方を組織内外へ積極的に発信し、行動する2年間にしていく」と力強く挨拶した。

 その後、新たに副会長に新任した川岸副会長(全国農団労)より、「働くことを軸とする安心社会」の実現、「7万連合富山」に向けた組織拡大の取り組みを含む【大会宣言(案)】を提案し、満場一致で採択された。

 最後に辻会長のガンバロー三唱で大会を終了した

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