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2018春季生活闘争4月現在の要求・回答状況併せ要請行動

2018/04/05

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連合富山は4月5日(木)に県内の各経済団体に対し要請行動を行った。

(1)富山県商工会議所連合会、富山商工会議所への要請

 冒頭、辻会長が2018春季生活闘争の現状を含め挨拶し、浜守事務局長から要請書の内容と併せ4月4日現在の2018春季生活闘争の要求・回答状況と業種別の集約状況・付帯事項について説明を行った。その後「月例賃金にこだわる趣旨」「中小企業の健闘が光るが一番人手不足を感じているところはどういう業種か」「他県と比べ富山県の状況はどうか」と質問を受け、辻会長が現状を踏まえ応答し、最後に「賃上げをひとつのきっかけにしながら様々な情報を共有化していきたい」とし、話され要請行動を終了した。

(2)富山県経営者協会への要請

 冒頭、辻会長が2018春季生活闘争の内容と集約状況を含め挨拶し、浜守事務局長から要請書の内容と併せ4月4日現在の2018春季生活闘争の要求・回答状況と業種別の集約状況・付帯事項について説明を行った。その後、宮崎専務理事より「中小企業は賃上げをしてもなかなか人が集まらない。また、製造業に関しては会員数が5割を切る状況で、新卒もサービス業に流れていく傾向があり、製造業が下降している」と中小企業が抱える課題について報告を受けた。最後に辻会長が「付帯的な労働条件も連動しながら様々な情報を共有化していきたい」とし、要請行動を終了した。

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(3)富山県中小企業団体中央会への要請

 冒頭、辻会長が2018春季生活闘争の現状を含め挨拶し、浜守事務局長から要請書の内容と併せ4月4日現在の2018春季生活闘争の要求・回答状況と業種別の集約状況や付帯事項について説明を行った。その後の意見交換で、江下事務局長より「中小企業の経営者も以前と比べれば社員に対する考え方が変わってきており、賃金においても、労働条件においても理解が進んでいる。健康で幸せに暮らせるのが第一前提であり、それに向けて労使一体でやっていかなければならない」との認識が示され、辻会長が連合富山としての見解を示し、最後に「できることをお互いに情報開示しながら協力していきたい」とし、要請行動を終了した。

(4)富山県商工会連合会への要請

 冒頭、辻会長が2018春季生活闘争の集約状況と会員の方々への支援の要請を含め挨拶し、浜守事務局長から要請書の内容と併せ4月4日現在の2018春季生活闘争の要求・回答状況と業種別の集約状況・付帯事項について説明を行った。その後の意見交換で、上野専務理事より「なかなか人が集まらない中、賃金だけでなく付帯事項の部分をしっかりやってくれているのは本当に助かる。労働環境の改善は人材の確保や定着に繋がる」との認識が示され、辻会長が「労使ともに人材確保は喫緊の課題である。お互いに情報を開示しながら参考にできる働き方の見直しなど共有化していきたい」とし、要請行動を終了した。

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(5)富山県中小企業家同友会への要請

 冒頭、辻会長が挨拶の中で2018春季生活闘争の現状と会員企業への共有化を要請した。続いて、浜守事務局長から要請書の内容と併せ4月4日現在の2018春季生活闘争の要求・回答状況と業種別の集約状況・付帯事項について説明を行った。その後の意見交換で、山崎政策担当室長より「会員は連合富山の加盟組織の下請けクラスになる為、気持ち的には労働環境の改善をと思いつつも、親会社との絡みで難しい部分が多い。ただ、その部分があがっていかないと地域の経済自体が強くなっていかない。公正な取引関係を続けるため連合富山にも協力してほしい」と中小企業の現状について報告を受け、辻会長は「色々な垣根を越え、様々な情報を共有化し労働環境の改善につなげたい」とし、要請行動を終了した。

(6)高岡商工会議所への要請

 冒頭、辻会長が2018春季生活闘争の現状と会員企業への共有化を要請し、浜守事務局長から要請書の内容と併せ4月4日現在の2018春季生活闘争の要求・回答状況と業種別の集約状況や付帯事項について説明を行った。その後の意見交換で、萩原専務理事より「今年は景気の動向や人手不足があり、比較的賃上げや労働条件において組合員の思いが取り組みに込められているのが伝わる。経営者の方々も以前と比べると変わってきていると感じている。ただ、大手はしっかりとした対応ができるかもしれないが、中小企業となると思いはあっても苦しいところがある。そういったところに踏み込んでいかないといけない。お互いが理解し合いながらやっていく時代になっている」との認識が示され、辻会長より「賃金だけでなく労働条件についても情報の共有化をはかり、出来る限り協力して取り組みを進めたい」とし、要請行動を終了した。

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