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連合富山結成30年に向け、5ヶ年の中期運動方針を確立!

2018/10/25

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 連合富山は10月24日(水)にボルファートとやまにて第32回定期大会を開催し、連合富山結成30年に向け、新たに取り組む運動と組織再編を盛り込んだ5ヵ年の中期運動方針と、向こう1年間の運動補強方針を確立した。定期大会には役員、代議員、来賓、推薦議員団など約250名が参加した。

 冒頭、主催者を代表して辻会長は、今年発生した一連の自然災害にふれつつ、2019年度運動補強方針(案)について次の5つの重点テーマを挙げ、初めに、連合結成30周年に向けた中期運動方針策定について「今後5年間にわたる運動方針を策定し、新たな運動内容について議論を重ね来年1月から取り組みの展開をめざす」と話した。2つ目に組織拡大に向けた取り組みについて「連合運動を発展させるためにも構成組織と地域協議会が連携し一体となって2020年の『7万連合富山』をめざす」とした。3つ目は2018春季生活闘争について「金額・率ともに昨年を大きく上回り、5年連続で賃上げの流れを継続できた。特に99人以下規模の中小労組が健闘し『底上げ・底支え』の取り組みが前進した」とし、「2019春季生活闘争においてもすべての働く仲間の暮らしの底上げにつながる取り組みを強化したい」とした。4つ目は政治との関わりや政策・制度の取り組みについて「参議院議員選挙において10名の組織内候補者がおり全員の当選に向け闘っていきたい。一方、富山選挙区では不戦敗を絶対に避けるべく、擁立に向け、一段ギアを上げていきたい」と訴えた。5つ目は労働組合と事業団体との一体化について「連合富山、労福協、5事業団体合同による構成組織の加盟組織代表者出前講座を開催してきた。一人でも多くの利用者を増やし組合員の生活向上につなげていきたい」と協力を求めた。最後に「すべての働く者の安心と安定に向けて、『暮らしの底上げ』や『働くことを軸とする安心社会』の実現を全員参加による連合運動の中で取り組むことをお願いしたい」と挨拶した。

議案審議では、【第1号議案 構成組織・加盟組織の確認について】を沢井副事務局長が提案し、承認された。

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 続いて【第2号議案 連合富山 中期運動方針(案)の確立について】を執行部から提案した。中期運動方針(案)では、「『よい社会・よい暮らし・よい職場』の実現を求めて~限りない夢を求め新たなる出発を~」を基本理念に7つの運動領域で取り組みを進めることとし、新たな委員会・部会を立ち上げ、次代の飛躍に向け、5ヵ年の中期運動方針を提起した。

 提案に対する質疑では、自治労の鴨野代議員より「教職員の長時間労働と働き方改革関連法案」について質問があり、浜守事務局長は「連合富山としても教職員や公務員の働き方改革に対してもう一歩踏み込んで考え、世論を動かすような行動を起こしていきたい」と答えた。その後、満場一致で承認された。

 次に【第3号議案 2019年度の補強方針(案)】と【第4号議案 2019年度予算(案)】について一括提案し、満場一致で承認された。

 【第5号議案 連合富山 各級選挙の取り組みについて】は吉田副会長から提案し、承認された後、来年の県議会議員選挙に出馬予定の、推薦候補者予定者に決意表明を受け、推薦候補者の全員当選に向け、激励の拍手が送られた。

  【第6号議案 連合富山 結成30周年記念行事準備委員会(仮称)の設置について】を神田副会長より提案し、満場一致で承認された。

そして、【第7号議案 役員の補充について】では退任される役員に代わり、4名が新たな役員に就任した。退任された役員3名の内、連合規約に基づき、連続2期4年以上にわたり連合富山の運動に尽力いただいた横野執行委員を表彰し、辻会長より表彰状が贈られた。その後、退任役員より挨拶を受けた。

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 引き続き藤井新副事務局長から「次の飛躍へ確かな一歩を踏み出そう!」と大会宣言(案)を提案し、採択された。

 最後に辻会長から「連合富山の新たな取り組みに対する種まきが中期運動方針である。しっかりと全員が同じ認識をもって取り組むことをめざす」団結ガンバロー三唱で定期大会を閉会した。

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