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地域の政労使で働き方改革の前進を考える、連合富山2019地域フォーラム開催!

2019/03/02

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 連合富山は3月2日(土)ボルファートとやまにて、地域の政労使が連携し「働き方改革」の取り組みを前進させる事を目的として、昨年に引き続き、連合富山2019地域フォーラムを開催した。今年は2部構成となっており、第1部はRIZAPグループ株式会社より松本晃取締役を講師にお招きし基調講演を行い、第2部ではパネルディスカッションとして、コーディネーターに兵庫県立大学大学院の内田康郎教授をお迎えし、「企業における働き方改革の推進」をテーマにパネリストとして連合富山の辻政光会長、松本晃取締役、富山県経営者協会の金岡会長、富山労働局の佐藤局長、富山県労働政策課の村中課長に登壇いただき、それぞれの立場で意見を交わした。

主催者を代表して辻会長が、「超少子高齢化に伴う、労働生産人口の減少、労働力構成の変化、第4次産業革命など社会・経済における変革の時代を迎えており、本年4月の『働き方改革関連法』の施行を契機とし、『職場づくり』と『社会環境の整備』を進める必要があり、本日のフォーラムを、富山県、労働局、経営者団体、企業等関係団体と連携し社会全体を巻き込んだ働き方改革を進めるきっかけにしたい」と挨拶した。

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 第1部では、RIZAPグループ株式会社の松本晃取締役より「働き方を変えれば、生き方が変わる」と題した基調講演があり、時代が変遷している中で、変化していない日本の労働慣行の悪さについて説明があった。また、ご自身が経験してきた改革の事例を通し、「働き方改革」と「女性の活躍促進」に向け、経営トップによる「何のための働くのか」を指し示す明確なビジョンが必要であり、第一に顧客・取引先、第二が従業員とその家族、第三が地域・コミュニティーで、最後に株主に尊敬、賞賛され、愛される会社になることが重要であり、経営者による強いリーダーシップによって働き方を変えられることで生き方が変わり、会社が変わり、人生が豊かになると呼びかけがあった。

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 引き続き第2部では、コーディネーターに兵庫県立大学大学院の内田康郎教授をお迎えし、パネリストとして辻会長、松本取締役に加えて、富山県経営者協会の金岡克己会長、富山労働局の佐藤靖夫局長、富山県労働政策課の村中秀行課長に登壇いただき、「企業における働き方改革の推進」をテーマに、「多様な働き方を推進するための雇用環境の充実」「働き方改革を推進するための組織トップの役割」「第4次産業革命がもたらす技術革新への対応」について熱心な協議がなされた。

 最後に内田教授より、改革するためには「価値観を変える」必要があり、「新しい価値観を提供」し、共感を得なければならない。それぞれの立場で参考にしていただきたいとの言葉があり、フォーラムを終了した。


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