連合富山男女平等推進計画最終年に今後の活動の一層の推進をめざし、和光大学の竹信三恵子教授を講師に招き、2011男女平等セミナーを開催した。
瀬川事務局長より「サッカー女子日本代表のなでしこジャパンの偉業を讃える評価に見えた女性の処遇について触れながら、本日のセミナーでさらにステップアップを図っていただきたい」と挨拶があり講演に入った。
竹信教授より「これでいいのかワークライフバランス」と題した講演では、最初に非正規や若者、女性達の働き方や賃金格差についてどんな状況なのか、世界から見る日本は、HDI(人間開発指数)は上位に位置するが、GEM(ジェンダー・エンパワーメント指数)、GGI(ジェンダー・ギャップ指数)がおよそ先進国とは言えない位置にあることなど現実問題を明らかにした。
続いて、男女分業の80年代頃の男性女性が背負うそれぞれの役割に疲れ果てている状況から、女性が働かなければならない時代に入り、サービス産業に半分以上占める女性労働者、若年者の5割に近い非正規で働く若者に至る今日まで、雇用機会均等法が生まれ、何度となく改正され続けても少子化に歯止めがかからない問題点について鋭く指摘された。そして今の日本のワークライフバランス政策に欠けているものとして「妻付き男性モデル、男性片稼ぎモデルの転換の視点の欠如」「大枠での労働時間規制などシステムを変える規制」への対応や、経営者の意識が変わることを待っているだけではなにも変わらない、働く者がどんなことに困っているか、それはどうすれば改善されるのか、改善させるための積極的な団交の基本は、絶えず職場のチェックや議論を怠らないことが必要と話された。
質疑応答に時間を若干超過したが熱心に意見交換し、終了した。
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