「働く者の祭典」第83回富山県中央メーデー開催

 4月28日(土)に富山市環水公園親水広場にて第83回メーデーを開催した。式典には石井富山県知事、森富山市長、半田富山労働局長をはじめ、各政党・政治団体代表や富山県・富山市の労働関係部局代表、各級推薦議員、労働福祉事業団体代表など多くの来賓が出席した。
 主催者を代表して森本会長は「私たちを取り巻く情勢は、2008年はリーマンショック、昨年は東日本大震災、タイの大洪水、歴史的な円高、欧州経済危機等、グローバル社会が進展する中で大変厳しい景気変動の荒波の中に揉まれ、厳しい状況に置かれてきた。この厳しい状況の中で、連合富山は2012春季生活闘争に各構成組織・加盟組織の皆さんとともに取り組んできた。本日までの状況としては、斑模様の業績回復の中での春季生活闘争となっている。こういった状況の中で300人以上規模の賃上げは残念ながら昨年比マイナスとなっているが、300人未満規模の中小労組においては昨年を上回る回答を引き出している。連合富山がこれまで3年間、地場・中小労組の共闘組織として取り組んできた業種別共闘連絡会議の一定の成果が出始め、地場・中小労組の労働条件の底上げに繋がりつつある。まだ40%の労組が妥結に至っておらず、連休明けの5月以降にも厳しい交渉は続くと思われる。この4月末までの妥結状況を5月に決着をめざす労組の交渉に活かしながら、富山県における地場・中小労組の労働条件の底上げに繋げていきたい。この春季生活闘争の意義は、国内消費を拡大しデフレからの脱却あるいは東日本大震災の復興へと繋げるという位置付けである。連合は「働くことを軸とする安心社会」をめざしている。私たち労働者は働くことによって今日明日の生活を送ることができ、将来への夢や希望、生活設計が立てることができる。働くことに最も大きな価値を置くということが「働くことを軸とする安心社会」という考え方であり、働くことによって安心できる社会づくりをめざす。今年は国連が定めた国際協同組合年という年である。労働運動、そして労働運動から発生した労働者福祉活動といった弱い者が助けあい支えあい、その中から生協や全労済や労働金庫等の福祉事業を展開してきている。こういったことが協同組合の考え方であり、労働運動の原点でもあると考えている。この国際協同組合年という年に、働く者一人一人が団結し、支えあい助け合い、絆を深めながら弱い者一人一人に手を差し伸べて、希望と安心の社会づくりをしていくといった年にしていかなければならない。本日の参加者の皆さんのご理解とこれまで以上のご協力をお願い申し上げる」と挨拶した。
 その後、来賓各位から挨拶を受け、連合東北ブロックからのメッセージが報告され、「日本全体でつながり・支えあおう!すべての働く者の連帯で働くことを軸とする安心社会を実現しよう!」のスローガンとメーデー宣言が採択された。
 引き続き、10組合19点の出展があったプラカードコンテストの表彰(最優秀賞は全日通労組)、ゆとり賞として旅行券5万円分や東日本大震災復興支援特別賞が当選するお楽しみ抽選会を実施した。
 最後に、森本富志雄連合富山会長の発声で団結ガンバローを行い、メーデー会場周辺を2隊に分かれてデモ行進を行い、第83回富山県中央メーデーは閉会した。


▲ ページのTOP