連合富山»最新情報

最新情報

県内に働くすべての労働者の雇用の安定と公正な労働条件確保を!!

2017/03/13

17.03.13富山労働局要請01.JPG 17.03.13富山労働局要請02.JPG

 連合富山は3月13日(月)に富山労働局に対し4課題15項目に亘る労働行政の推進に向けた要請書を提出した。

 冒頭、尾谷会長から山﨑労働局長に要請書を手交した。尾谷会長は「日頃より、労働環境の維持・向上に尽力されていることに敬意を表する。現在、連合富山の各加盟組織は2017春季生活闘争に取り組んでおり、今週15日に最大のヤマ場を迎える。今回の闘争は過去3年連続の賃上げを継続することと併せ、絶対水準での賃金引き上げ、非正規雇用の労働条件の向上、大手追従・大手準拠からの脱却による格差是正をめざし取り組みを進めている。また、人手不足による長時間労働については、年間総実労働時間が2000時間以上で高止まりとなっていることから、安全衛生上、長時間労働の撲滅に向けた取り組みも進めている。さらには、人材確保の観点での初任給改定、非正規から正規への転換制度の導入など賃上げ以外でも様々な労働条件の改善要求を行っている。労働局においても悪質な企業に対する監督・指導の強化をお願いするとともに、連合富山が求める労働行政の更なる推進と協力をお願いする」と挨拶した。

 続いて、山﨑労働局長から「連合富山には県内労働者の労働条件の向上をはじめ、労働行政の運営に協力いただいていることに感謝申し上げる。現在、国が進めようとしている『働き方改革』については多くの課題が山積している。労働人口減少に対し、AI等の導入をはじめとする多様性に富んだ働き方について、スピード感のある行政執行が重要となる。本日は具体的な意見交換を行いたいので忌憚のない意見を伺いたい」と挨拶を受けた。

 その後、土肥事務局長より要請趣旨説明を行い「県内に働くすべての労働者の雇用の安定と公正な労働条件確保が重要である。また、長時間労働の撲滅など、安全衛生の強化が必要である。安全なくして労働なし。これまで以上に積極的な監督・指導の強化をお願いしたい」と要請し、担当の各部局から要請に対する回答を受けた。

 その後の懇談では、長時間労働撲滅に向けた取り組み、36協定の届け出企業の割合や届け出ていない企業に対する法令順守の対策、労働基準法を違反した企業への監督・指導の状況と取り組み強化、各種助成金の執行状況等について意見交換を行った。

バナーエリア

pagetop