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連合富山第33回定期大会を開催!私たちが未来を変える~安心社会に向けて~

2019/10/23

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 連合富山は10月23日(水)にボルファートとやまにて第33回定期大会を開催し、結成30年の節目に、この1年間の運動の総括と向こう2年間の運動方針と予算、新役員体制について決定した。定期大会には役 員、代議員、来賓、推薦議員団など約250名が参加し、すべての議案を満場一致で承認した。

 冒頭、主催者を代表して辻会長は、今年発生した一連の自然災害の被災者に哀悼の意を表した後、2020年度の運動・活動に対する強化をはかりたい5項目について所信を述べた。初めに【連合富山結成30年と共に取り組む運動方針の提起】について、多様性の拡大を基本とし【共助・自助・協同】の視点で3つの基本コンセプトを柱とし7つの運動領域で取り組み、【全員参加型の活動】を進め、連合富山の組織機能のさらなる強化に向け「今一度、未来に繋げていくために何が必要かを考え、2020年度の運動方針を提起したい」と理解を求めた。次に【組織拡大に向けた取り組み】について「結成30年を迎え、全組織が一体となり7万連合富山をめざす」とし、引き続きの支援を求めた。3つ目は【2019春季生活闘争】について、「4年連続の底上げ、6年連続の賃上げの流れを継続でき、99人以下規模の中小労組の健闘で『底上げ・底支え』の取り組みが前進した」とし、「2020春季生活闘争はすべての規模・業種・雇用形態で働く仲間の、暮らしの底上げにつながる取り組みを強化していきたい」と訴えた。4つ目は【政治との関わりや政策・制度要求の取り組み】について、4月の県議選と7月の参院選について、構成組織・加盟組織、推薦議員団の皆さんへ支援いただいた御礼を述べ「今後は地方自治体議員の擁立に力をいれ、各種団体との関わりも深く進めていき、県内有権者全体からの支持を広げていく活動を造り上げていきたい」とし、次期衆院選について「候補擁立に向けた準備を進めていく」とした。政策・制度要求については5課題28項目を富山県へ11月5日に要求する。5つ目は【労働運動と事業団体との一体化】について、「労働運動と労働者福祉事業は運動の両輪であり、共に成長してきた。職場に事業団体が出向き、組合員一人一人との交流を深める中で組織強化にもつなげていきたい」とし、「連合富山加盟組織だけでなく『全ての働く仲間』にも呼びかけ、県内労働者全体の生活向上につなげていきたい」と協力を求めた。最後に「私たちを取り巻く環境が大きく変化していく中で『私たちが未来を変える~安心社会に向けて~』を心に刻み、連合運動の前進と深化をはかるよう果敢に挑戦していきたい」と挨拶した。

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 議案審議前に、公益社団法人スコーレの酒井さなえ氏より使用済み切手回収の御礼と収集した切手の運用について紹介を受け、その後【第1号議案 構成組織・加盟組織の確認について】を沢井副事務局長が提案し、承認された。

 続いて浜守事務局長より【第2号議案 2020~2021年度運動方針(案)について】【第3号議案 2020年度予算(案)について】を一括提案した。中期運動方針に基づきでは、7つの運動領域において1年間の総括と、各委員会での課題や新たな取り組みについて提起した。提案に対する質疑では、自治労の鴨野代議員より、①教員の変形労働時間について、②長時間労働が疑われる事業所に対する監督指導結果を含めた取り組みについて、③公務職場で働く皆さんの長時間労働に関する対応について、④各級選挙に向けた課題認識について、⑤地方行政の課題についての5点の意見・要望があり、執行部より対応を答弁し、全体で運動方針の理解を深めた。その後【第4号議案 連合富山規約・規定の改定について】を藤井副事務局長が提案し、承認された。

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 【第5号議案 2020~2021年度新役員体制について】では退任される役員に代わり、12名が新たな役員に就任した。退任された役員8名の内、規約に基づき、連続2期4年以上連合富山の運動に尽力いただいた皆さんを表彰し、退任された皆さんから挨拶をいただいた。

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 最後に、中野 (新)副事務局長が大会宣言(案)を提案し、満場一致で採択され、辻会長の力強い団結ガンバロー三唱で定期大会を終了した。

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