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労働行政の改善を

2015/03/04

富山労働局への申し入れ・富山地域産業労働懇談会

労働行政の改善を

 連合富山は3月4日(水)に富山労働局に対して労働行政の改善を求める要請行動を行った。
 冒頭、尾谷会長は「すでに2015春季生活闘争がスタートしているが、賃上げのみならず長時間労働撲滅など労働諸条件の改善を求めている。また地域の活性化が不可欠なことから、関係団体と連携を図るためフォーラムや無料の寄付講座の開催について、理解と協力を願うとともに連合富山が求める労働行政の更なる推進をお願いする」として、5課題16項目の要請書を手交した。続いて、瀬川事務局長より要請書における重要項目の趣旨説明を行い「県内に働くすべての労働者の雇用の安定と公正な労働条件確保に向けて、積極的な監督・指導の強化をお願いしたい」と要請した。
 これを受け吉田労働局長は「日頃から県内労働行政推進の向けた尽力に深く感謝する。雇用情勢については、求人倍率が高い水準で維持しているものの、さらに雇用のマッチングを強化しながら就職件数を上げていきたい。また県内における労働時間が全国平均よりも長いことや年休取得率が低いことから、集中的に取り組みを進めたい。個別の要請課題に対しては後ほど各担当部局から回答するが、忌憚のないご意見を頂きたい」と挨拶し、要請事項に沿った概略の見解を示した。また、担当の各部局から要請に対する回答を受けた後、今後の雇用問題を中心に、①労働相談における連携強化、②タクシー運転手の未払い賃金判決などについても意見交換を行った。

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