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交渉の場は地場・中小へ!2015春季生活闘争が本格化
2015春季生活闘争4.2地場・中小労組総決起集会
連合富山は4月2日(木)に2015春季生活闘争の地場中小労組の闘争支援と「STOP THE 格差社会!暮らしの底上げ実現」を求める決起集会を県庁前公園にて開催し、350名の組合員が参加した。
主催者を代表し、共闘会議推進委員会・辻委員長が「要求提出組合の3割が前年実績を209円上回る成果を上げ決着している。これから地場・中小組合が決着をめざすが、この成果を波及させ4月末決着をめざそう」と挨拶した。続いて、連合富山・尾谷会長は「月例賃金の引き上げにこだわる取り組みの結果、昨年実績を上回る回答状になっている。同時要求の一時金についても昨年を上回っている。4月3日~28日の「地場・中小解決促進期間」において、この成果をすべての働く仲間の底上げ・底支え、格差是正につなげるため頑張ろう!また、派遣法をはじめとする労働法制の改悪や政府の年金運用問題への取り組み強化が求められる。明日からの県議選の取り組みと合わせて粘り強く闘い抜こう」と訴えた。
この後、JAM北陸・三光合成労組・松田多加志委員長と、運輸労連・富山県連合・沖田裕弘事務局長から、要求獲得に向けた闘う決意表明が行われた。
引き続き、瀬川事務局長から「2015春季生活闘争は、これから中小・地場の闘いが本番を迎える。現在の回答状況を踏まえ、①賃金カーブ維持分を確保した上で、要求趣旨に沿った回答引き出しに全力を挙げる。 ②そのために、本日から4月28日までを「中小回答促進期間」に設定し、精力的に交渉を展開していく。③非正規の時間給引き上げや処遇改善に引き続き取り組む。また「STOP THE 格差社会!暮らしの底上げ実現」キャンペーン第3弾の取り組みついては、労働法制の規制緩和に対して、4月29日を中心とした4地協の第86回メーデーでの特別決議の採択、5月27日の「全国統一集会(インターネット中継)」に向けた街頭行動やフォーラムの開催、本部が主催する国会周辺での行動へのバス動員を企画していく」との今後の取り組み提起が行われ、参加者全員で取り組みを確認した。
続いて、共闘会議推進委員会・佐幸副委員長から「すべての働く者の底上げ・底支え、格差是正をめざし、総力を結集し闘い抜こう」との集会宣言が提案され、これを採択した後、辻委員長のガンバローで集会を終え、参加者全員で富山駅周辺をデモ行進した。