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尾谷-土肥体制スタート!! 第29回定期大会開催!
「7万連合富山」への組織拡大と「労働法制改悪阻止」の実現を
10月21日(水)にボルファートとやまにて、第29回定期大会を開催し、役員・代議員約250名が出席した。
主催者を代表して尾谷会長は「労働者派遣法改正案が成立したことは遺憾である。今後は労働基準法に関わる改正案が提案される恐れがあり、予断を許さない。引き続き、労働法制改悪阻止に向け、連合が最も注力しなければならない課題である。また2016春季生活闘争は昨年、今年と続けてきた流れを踏まえ、真のデフレ脱却と経済の好循環につなげなければならない。月例賃金にこだわり、構成組織の皆さんとともに本部と連携して取り組みを進めていく。組織拡大については、7万連合富山を目標に掲げており、連合富山加盟組合員は本日時点では6万名強だが、大会以降、6万2千名を超える組織手続きの予定である。とりわけUAゼンセンによるパートの組織化が大きく、また他の構成組織において組織拡大を進めており、新規加盟の組織化につながっている。最後に、政治については来年7月の参議院議員選挙には比例区で連合組織内候補12名が出馬を予定している。相乗効果を出すためにも富山県選挙区における候補者擁立に向け連合富山としても連携・調整に汗をかきたい。働くことを軸とする安心社会をめざし、様々な課題に一致団結して取り組もう」と挨拶した。
続いて、来賓として連合本部の逢見事務局長、富山県知事代理として荒木県公営企業管理者、富山労働局の吉田局長、民主党富山県連の坂野代表、社民党富山県連合の菅沢代表代行、富山県民社協会の針山会長よりそれぞれ祝辞を賜った。
その後、一般会務報告、決算報告、監査報告について執行部より報告し、満場一致で承認された。
すべての働く人にディーセントワークを
報告事項を終え、引き続き、松本副会長からディーセントワークと連合の取り組みについて説明し、会場全員が起立し「Decent Work for All(すべての人にディーセントワークを)」をかけ声に、チラシを掲げるアクションを行った。
新たな運動方針を確認
午後の部では、沢井副事務局長が【第1号議案 構成組織・加盟組織の確認】について提起し、満場一致で承認された。続いて【第2号議案 2016-2017年度運動方針(案)】について瀬川事務局長が提案した。新たな方針では7万連合富山に向けた組織強化・拡大、非正規・未組織・若者の支援と参加促進、安心社会の構築、政策・制度の取り組み、男女平等社会の実現等の内容が示された。提案後、代議員より来年の参議院議員選挙、組織拡大、春季生活闘争、政策・制度要求等にの取り組みに対する質疑、発言があり、其々に対して執行部より答弁を行い、その後の採決で運動方針(案)が承認された。
続いて瀬川事務局長が【第3号議案 2016年度予算(案)】について提案し、承認された。その後、【第4号議案 2016-2017年度役員体制(案)】について神田役員推せん委員長から役員推薦に関わる経過が報告され、選挙管理委員会が新役員体制について提案され、満場一致で承認された。
新役員には中田一洋副会長(JP労組)、中野時夫副会長(情報労連)、土肥克彦事務局長(運輸労連)、土肥信次執行委員(JP労組)、三浦功執行委員(運輸労連)がそれぞれ就任した
尾谷-土肥体制発足
瀬川氏退任に伴い、新たに事務局長に就任した土肥事務局長は「これからの連合運動は地域のため、そして全ての働く者のために運動を進めていかなければならない。尾谷会長の下、運動の前進に向けて、しっかりと汗をかいていきたい」と力強い決意を表明した。
続く【第5号議案 顧問の委嘱】では引き続き森本前会長に顧問を委嘱することが承認された。
瀬川氏、沖田氏を表彰
本大会で退任された瀬川亨氏は執行委員2期3年、副会長4期7年、事務局長3期6年で連続8期16年、沖田裕弘氏は執行委員2期4年に亘り連合富山の役員として運動に貢献されたことから土肥事務局長が【退任役員表彰】について提案し、尾谷会長から感謝状と記念品を贈呈した。退任された瀬川氏は「これまでの運動でともに汗をかいた先輩・同期・後輩に感謝する。立場は変われど、連合富山の躍進と組合員の皆さんの活躍を期待し、エールを送る」と挨拶された。また、退任された小野昌樹氏、中島拓郎氏、安守剛氏からもそれぞれ退任挨拶を受けた。(沖田氏は都合により欠席)
一致団結、全力でガンバロー
議長団によるスローガン確認後、新たに就任した中野副会長が大会宣言(案)を提案し、採択され、最後に尾谷会長のガンバロー三唱で定期大会を終了した。