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男女平等社会の実現に向け、2015男女平等フォーラム開催

2015/06/18

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 6月18日(木)に2015男女平等フォーラムを開催し、30名が参加した。

 沢井副事務局長の進行で始められ、冒頭、連合富山を代表して松本副会長より「近年の政府の男女平等参画の視点は、経済のための男女平等参画のように見られる。女性の活躍はもとより、男性の働き方もこれでよいのか考える必要がある。本日のフォーラムで意見交換をしながら、なかなか進まない労働組合への参画についても第4次男女平等参画推進計画のもと進めていただきたい」との挨拶があった。

 連合総合男女平等局鈴木次長からは「女性労働~職場の点検と定着」と題して講演を受け、女性の雇用状況、就業と出産、男女間賃金格差の現状...また、セクハラ・マタハラなど継続して働くことを阻害する問題も依然として見逃せない状況にあることなどグラフを用いながら判りやすく説明いただいた。また、現在、衆議院内閣委員会を通過した「女性活躍推進法案」における論議状況は、均等法改正や間接差別の適用拡大など限定されず、賃金格差の実態把握の努力義務化などが付帯決議とされた近況についても報告された。

 続いて、4グループに分かれてグループディスカッションを行った。男女平等部会委員がそれぞれ座長を務め進行し、単組の現状と取り組み・課題について意見交換を行った。法を上回る短時間勤務の年齢延長を勝ち取ったことや、休業復帰後の不利益取り扱いがないように組合がチェックをする...女性専用休憩施設を確保するなど、女性の働き易さにおいて参考になる意見が多く出された。また、第4次計画は2020年までの大きな数値目標があるが、粘り強く進め少しでも動き出す状況が見出せれば、加速していくという前向きな意見も出された。

 それぞれの座長が、グループの意見をまとめ発表し、鈴木次長の講評、松本副会長の閉会の挨拶で終了した。

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