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『底上げ・底支え』『格差是正』を求める地場・中小労組の闘いはこれからが本番!

2017/04/05

17.04.05地場・中小総決起集会01.JPG 17.04.05地場・中小総決起集会02.JPG

 連合富山は4月5日(水)にCiC前広場にて2017春季生活闘争の地場・中小労組における未解決労組の闘争支援と早期決着を求める決起集会を開催し、県内350名の組合員が参加した。

 主催者を代表し、共闘会議推進委員会の神田委員長は「99人以下規模の加重平均では昨年を上回る回答を引き出しており、『底上げ春闘2年目』の取り組みが成果として表れている。『底上げ・底支え』『格差是正』を求める地場・中小労組の闘いはこれからが本番である。メーデー前の決着をめざし、最後まで粘り強く交渉してほしい」と挨拶した。続いて、連合富山を代表して尾谷会長は「現在の集計結果は昨年並みの水準を維持しており、4年連続の賃金引き上げにつながっている。また、中小や非正規労働者の賃上げも堅調に推移しており、各組織における粘り強い取り組みの結果である。未解決労組には最後まで月例賃金の引き上げに拘った交渉の展開をお願いする」と訴えた。

 この後、JAM北陸・スギノマシン労組の小倉孝太さん、UAゼンセン・富山県支部の加鹿康夫さんから、各組織の取り組み状況と併せて要求実現向けて闘う決意表明が行われた。

 引き続き、土肥事務局長から本日開催した第3回共闘会議推進委員会での確認を踏まえ、①月例賃金の引き上げに拘り、「大手追従・準拠などの構造の転換」と「サプライチェーン全体で生み出した付加価値の適正配分」の運動のさらなる前進、②各構成組織や連合富山・各地域協議会は、情報交換、情報開示を積極的に進め、地場共闘の強化、③4月5日から4月28日までを「地場・中小回答促進期間」に設定しメーデー前の決着、④4月19日に「闘争委員会」を開催し、地場・中小労組の賃金引き上げと全体の早期決着に向けた取り組みを確認、の以上4点を今後の取り組みとして提起され、参加者全員で確認した。

 続いて、共闘会議推進委員会の中田副委員長から地場共闘の強化を含め、メーデー前早期決着に向けた集会宣言が提案され、これを採択した。

 最後に、神田委員長のガンバロー三唱で集会を終え、参加者全員で富山駅周辺をデモ行進した。

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