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2020春季生活闘争討論集会を開催!「分配構造の転換につながる賃上げ」の実現をめざす
連合富山は2020春季生活闘争の取り組み推進に向け、連合富山全体の意思統一をはかるため、12月6日(金)にボルファートとやまにて2020春季生活闘争討論集会を開催した。 主催者を代表して辻会長が『まず2019春季生活闘争の取り組みを振り返ると、これまで以上に「水準」を重視し、特に、中小やパート・有期契約等の雇用形態で働く方々の賃金を「働きの価値に見合った水準」に引き上げていく事を目標に掲げ、「上げ幅」のみならず、「賃金水準」にこだわって取り組みを進めてきた。今次闘争においては、これを引き継ぎつつ、「底上げ・底支え」「格差是正」の取組に関して、それぞれを、明確な形で定義づけていく。そして、その先にあるのは、「分配構造の転換につながる賃上げ」の実現である。その実現に向けては、足もとの賃金実態の十分な把握が不可欠であり、一人でも多くの加盟組織からの賃金データ提出をお願いしたい。今次闘争においては、①格差是正・底支え、②底上げ、③働き方の見直し実現、④サプライチェーン全体で生み出した付加価値の適正分配、の4点に特に力点を置き取り組んでいきたい。本集会に参加いただいた皆さんと共に、気持ちを一つにし、2020春季生活闘争勝利に向けた取り組みを進めていこう』と挨拶した。 続いて、連合本部の石田副事務局長から「社会全体の俯瞰した時、賃上げの流れと企業規模間、雇用形態間の格差是正の動きは依然として拡がっていない。今次闘争では分配構造の転換に繋がり得る賃上げに取り組んでいきたい。そのためにも、働き方の価値に見合った賃金の絶対額に拘り、賃金水準追求を推し進めていく。また、すべての労働者の立場にたった働き方の見直しも実現しなければならない。時間外労働の上限規制の中小企業への適用や同一労働同一賃金へ対応といった法対応はもちろんのこと、有期・パート・契約等で働く者の雇用安定、60歳以降の処遇の在り方、育児・介護・治療と仕事の両立が出来るワーク・ライフ・バランスの実現等、公務・民間・企業規模・雇用形態にかかわらず、安心・安全で働きがいのある職場の構築をめざす」とする連合本部の2020春季生活闘争方針の説明を受けた。 その後、浜守事務局長から「連合富山の当面の取り組み」として、①闘争推進体制(業種別共闘連絡会議へのエントリー確認、②今後の闘争スケジュールの2点を提起し、全体で確認した。 最後に、労働政策委員会の栗原委員長の団結ガンバロー三唱で、2020春季生活闘争をワンチームとなって闘い抜く心合わせをし、討論集会を終了した。
女性委員会第30回定期総会を開催!「職場進出」から「女性活躍」へ!!
連合富山女性委員会は11月16日(土)にボルファートとやまにて第30回の定期総会を開催した。石森幹事の進行で開会し、議長にUAゼンセン大阪屋ショップ労働組合樋口代議員を選出した。主催者を代表し松本委員長が「今年は第30回の記念すべき定期総会である。30年前に比べて女性の働き方は『職場進出』から『女性の活躍』へ求められるものは変化してきたが、女性委員会設立当初の理念をしっかりと受け継ぎ、職場環境の改善に取り組んでいきたい」と挨拶をした。続いて、連合富山を代表して能澤副会長より「連合富山は先の定期大会で、職場や社会の中で真の多様性が根付く社会を実現することに取り組んでいくことを確認した。クオータ制を推進し女性の参加率の向上をはかることで、多様性を力にできる組織としていきたい」と挨拶を受けた。 議事に入り、水野副委員長から2019年度活動報告、前野事務局長から2020年度活動方針ならびに2020年度予算、三田幹事から役員体制が提案され、いずれも賛成多数で承認された。金三津事務局次長が総会アピールを読み上げ、満場の拍手で採択され、総会を終了した。 総会終了後、富山県総合政策局少子化対策・県民活躍課女性活躍・働き方改革推進班寺井宏友班長が「配偶者等からの暴力(DV)の防止について」と題した記念講演を行った。DV被害者の多くは女性であり、特に家庭での被害は表面化しにくい特徴がある。仕事を辞めざるを得なかったり、それまで築いてきた地域社会での人間関係など失うものが大きい。女性委員会でも相談窓口の存在を周知するとともに、職場や社会で周囲に目を配るなど、被害を防止していくための意識を高めることを呼びかけていきたい。
青年委員会第30回定期総会を開催し、活動方針と新たな役員体制を確立!
連合富山青年委員会は11月16日(土)にボルファートとやまにて、第30回定期総会を開催し、向こう1年間の新たな活動方針と新役員体制を確立した。 冒頭、主催者を代表して島田委員長が今年発生した一連の自然災害の被災者に哀悼の意を表した後、「働く者にとって厳しい情勢の中で、連合富山青年委員会は、本総会で次年度の活動方針と新役員体制を確立し、若者らしく推進力のある行動で青年活動に取り組んでいきたい」と挨拶し、続いて連合富山を代表して長副事務局長より連合富山第33回定期大会にて確認された運動方針の中の青年活動についての説明がり「本日の総会で確認される活動方針の基に、連合富山の取り組みにも是非とも協力してほしい」と期待を含めた激励の挨拶を受けた。 その後、執行部より報告事項として【2019年度活動報告】の報告し、満場一致で確認された。続く協議事項では執行部から【第1号議案 2020年度活動方針(案)」を提起し、満場一致で承認された。また選挙管理委員会から【第2号議案 2020年度役員体制(案)】が提案され、新たな役員体制についても満場一致で承認された。 引き続き委員長に選出された島田委員長、他新役員が自己紹介と挨拶し、続いて退任役員の挨拶を行い、続いて上杉幹事が「総会宣言」を提案し満場一致で採択された。最後に島田委員長より向こう1年間の青年活動の活性化に向けガンバロー三唱で総会を終了した。
連合富山結成30周年記念イベント「構成組織対抗交流ボウリング大会」を開催!
連合富山は11月10日(土)に富山地鉄ゴールデンボウルにて連合富山結成30周年記念事業の一環として、今後の連合運動や各構成組織間の連帯を高めること目的に「構成組織対抗交流ボウリング大会」を開催し、17構成組織、2事業団体の184名に参加いただいた。 辻会長より、参加の組織やそのご家族に御礼と連合富山結成30周年を迎えるにあたり「これからの連合運動の推進に皆さんのご協力をお願いしたい」と挨拶した。続いて、本イベントプロジェクト委員会の長祐二委員長から挨拶と大会の競技説明を行った後、辻会長の始球式で大会がスタートした。 競技が開始されると、白熱した試合が繰り広げられ、終始、熱の入った歓声やご家族の和やかな雰囲気で大会は大いに盛り上がった。 結果は基幹労連Aチームが2ゲームトータルアベレージで326.5ピンで優勝を収め、負傷者もなく大会は終了した。※すべての順位と成績は会員専用ページにてアップいたします。 優勝:基幹労連A 準優勝:私鉄総連A 3位:JAM北陸富山県連B(運営側の手違いがあり後日表彰) 30周年記念賞:全国農団労B 5位:情報労連B 10位(当日賞):運輸労連B 11位(当月賞):JR連合B 15位:運輸労連A
県に5課題28項目45問にわたる2020年度予算編成に向けた政策・制度に関する要求書を手交
連合富山は11月5日(火)に富山県庁にて富山県石井知事に対して、5課題28項目45問にわたる2020年度予算編成に向けた政策・制度に関する要求書を手交した。 冒頭、辻会長は「人口減少と少子高齢化の進行に伴い、人口構造や家族の構成も変化している。子育て世代や高齢者世代の支援やサービスの充実や社会保障制度の機能強化をお願いする。また頻発している異常気象や災害への防災対策を早急に講じていただきたい」と挨拶した。 石井知事からは「現在富山県の求人倍率は高い水準を維持しており、依然として人手不足が深刻な状況にある。学生に向けた合同企業説明会やUターンフェアなどで若年層の就職を支援しているが、特に(男性に比べてUターン率の低い)女性に向けた施策として「就活女子応援カフェ」や企業で活躍する女性社会との意見交換会などを開催し、女性のUIJターン就職を強化している。加えて、シニアの能力や意欲に応じて活躍できる環境を整え、柔軟な働き方を推進することで長時間労働是正や労働生産性の向上に反映させていきたい」と挨拶を受けた。 その後の意見交換では、浜守事務局長が最重点課題 ①就職氷河期世代の雇用の安定について ②同一労働同一賃金の法規定への対応について ③切れ目のない医療・介護を提供する体制の確立についての3点について要求の主旨内容を説明し、知事より県としての各取り組みへの説明を受けた。 12月20日に各担当課から中間回答を受け、来年2月17日に文書による最終回答を受ける予定となっている。
連合富山第33回定期大会を開催!私たちが未来を変える~安心社会に向けて~
連合富山は10月23日(水)にボルファートとやまにて第33回定期大会を開催し、結成30年の節目に、この1年間の運動の総括と向こう2年間の運動方針と予算、新役員体制について決定した。定期大会には役 員、代議員、来賓、推薦議員団など約250名が参加し、すべての議案を満場一致で承認した。 冒頭、主催者を代表して辻会長は、今年発生した一連の自然災害の被災者に哀悼の意を表した後、2020年度の運動・活動に対する強化をはかりたい5項目について所信を述べた。初めに【連合富山結成30年と共に取り組む運動方針の提起】について、多様性の拡大を基本とし【共助・自助・協同】の視点で3つの基本コンセプトを柱とし7つの運動領域で取り組み、【全員参加型の活動】を進め、連合富山の組織機能のさらなる強化に向け「今一度、未来に繋げていくために何が必要かを考え、2020年度の運動方針を提起したい」と理解を求めた。次に【組織拡大に向けた取り組み】について「結成30年を迎え、全組織が一体となり7万連合富山をめざす」とし、引き続きの支援を求めた。3つ目は【2019春季生活闘争】について、「4年連続の底上げ、6年連続の賃上げの流れを継続でき、99人以下規模の中小労組の健闘で『底上げ・底支え』の取り組みが前進した」とし、「2020春季生活闘争はすべての規模・業種・雇用形態で働く仲間の、暮らしの底上げにつながる取り組みを強化していきたい」と訴えた。4つ目は【政治との関わりや政策・制度要求の取り組み】について、4月の県議選と7月の参院選について、構成組織・加盟組織、推薦議員団の皆さんへ支援いただいた御礼を述べ「今後は地方自治体議員の擁立に力をいれ、各種団体との関わりも深く進めていき、県内有権者全体からの支持を広げていく活動を造り上げていきたい」とし、次期衆院選について「候補擁立に向けた準備を進めていく」とした。政策・制度要求については5課題28項目を富山県へ11月5日に要求する。5つ目は【労働運動と事業団体との一体化】について、「労働運動と労働者福祉事業は運動の両輪であり、共に成長してきた。職場に事業団体が出向き、組合員一人一人との交流を深める中で組織強化にもつなげていきたい」とし、「連合富山加盟組織だけでなく『全ての働く仲間』にも呼びかけ、県内労働者全体の生活向上につなげていきたい」と協力を求めた。最後に「私たちを取り巻く環境が大きく変化していく中で『私たちが未来を変える~安心社会に向けて~』を心に刻み、連合運動の前進と深化をはかるよう果敢に挑戦していきたい」と挨拶した。 議案審議前に、公益社団法人スコーレの酒井さなえ氏より使用済み切手回収の御礼と収集した切手の運用について紹介を受け、その後【第1号議案 構成組織・加盟組織の確認について】を沢井副事務局長が提案し、承認された。 続いて浜守事務局長より【第2号議案 2020~2021年度運動方針(案)について】【第3号議案 2020年度予算(案)について】を一括提案した。中期運動方針に基づきでは、7つの運動領域において1年間の総括と、各委員会での課題や新たな取り組みについて提起した。提案に対する質疑では、自治労の鴨野代議員より、①教員の変形労働時間について、②長時間労働が疑われる事業所に対する監督指導結果を含めた取り組みについて、③公務職場で働く皆さんの長時間労働に関する対応について、④各級選挙に向けた課題認識について、⑤地方行政の課題についての5点の意見・要望があり、執行部より対応を答弁し、全体で運動方針の理解を深めた。その後【第4号議案 連合富山規約・規定の改定について】を藤井副事務局長が提案し、承認された。 【第5号議案 2020~2021年度新役員体制について】では退任される役員に代わり、12名が新たな役員に就任した。退任された役員8名の内、規約に基づき、連続2期4年以上連合富山の運動に尽力いただいた皆さんを表彰し、退任された皆さんから挨拶をいただいた。 最後に、中野 (新)副事務局長が大会宣言(案)を提案し、満場一致で採択され、辻会長の力強い団結ガンバロー三唱で定期大会を終了した。
2019女性集会を開催!~人生100年時代幸福な人生を送るために~
連合富山女性委員会は9月14日(土)に2019女性集会を開催した。 冒頭、主催者を代表して女性委員会松本委員長が「本年の女性集会は、男性にもぜひ考えて欲しいテーマであり、参加を呼び掛けた。本集会を契機に男女がお互いのライフステージによる心身の変化を知り、その上で男女が尊重しあえるよう、考えて頂ければ幸いである」と挨拶をした。続いて、連合富山を代表し浜守事務局長より「連合富山の2020-2021年度運動方針では、男女平等参画運動を重点課題に掲げている。妊娠・出産・育児・介護で離職することがないよう連合富山では取り組みを強化していくので、みなさんもそれぞれの立場で、職場や家庭での男女協力・共同を考えていただきたい」と挨拶を受けた。 第1部では医療法人社団吉本レディースクリニック吉本裕子院長より「人生100年時代幸福な人生を送るために ~自分の体と心を健康に保つ秘訣~」と題した講演をいただいた。コーヒー&ケーキブレイクをはさみ、第2部は「女性の体調不良。職場に望むこと。男女が協力出来る事」「いつまでも元気で明るく過ごすために。私の心と身体の健康法」の2つのテーマで7~8人の9つのグループに分かれ意見交換をした。 女性は男性に比べて様々なライフステージがあり、心身の変調を来しやすいが、理解し上手に向き合うことで元気に楽しく過ごすことができる。しかし女性の権利ばかりを主張するのではなく、男性もまたストレスや体調の変化があり、男女が相互に理解し協力することから、男女平等社会がはじまるのではないかという意見が出された。最後に連合富山藤井副事務局長が「人生100年と言われる今の時代を幸せに過ごすためには健康寿命を延ばすことが大切である。休暇をとりやすい職場環境をつくっていく事が労働組合の役割である」とまとめ終了した。
2019夏季一時金闘争8月21日(水)現在の集約状況
要求提出組合の95%以上(216組合)が加重平均で586,372円(2.246ヶ月)で決着!最終盤でも昨年同時期を金額・月数ともに上回る!!
東洋紡労組庄川チームが驚異の3連覇!!ふれあいビーチボール大会開催!
連合富山は5月18日(土)にアルビス小杉総合体育館で恒例となった富山県勤労者ふれあいビーチボール大会を開催した。 本大会は今回で29回目となり23チーム113名の選手が参加し、熱い試合を繰り広げた。 冒頭、主催者を代表し連合富山 川岸副会長(支え合い・助け合い運動推進委員会委員長)は「参加選手のみなさんと審判団ならびに関係各位のご協力のもと長年継続開催できることに感謝申し上げる。業種、年齢、性別の垣根を超え交流を深め、心身ともにリフレッシュをして明日からの鋭気を養おう」と開会の挨拶をした。富山地区ビーチボール協会からのルール説明の後、全員で準備体操を行い、試合をスタートした。予選は4チームの6ブロックにわかれサークルリーグで順位を競い各決勝トーナメントに進んだ。試合では高度なプレイで拮抗したゲームが展開され会場からも大きな声援と感嘆の声があげられた。 表彰式では富山県労働者福祉事業協会の宮越勝義専務理事より優勝カップ、賞品の授与が行われた。 本年も東洋紡績労組庄川チームが激戦を制し優勝し、3連覇を収め、負傷者もなく無事大会は終了した。
4月月内決着に向け、地場・中小労組総決起集会を開催!
連合富山は4月5日(金)にCiC前広場にて地場中小労組の2019春季生活闘争における未解決労組の早期決着をめざす総決起集会を開催し、総決起集会には組合員約300名が結集した。 主催者を代表し、連合富山の辻会長から「3月11日からの第1先行組合回答ゾーン以降、各労組では鋭意交渉が進められ、子会社が親会社を上回る回答を引き出した組合が昨年以上に増え、現時点では『6年連続で賃金引き上げ』の流れを継続できている。また、多くの組合で人手不足解消・人員確保に向け、賃金を含む労働条件の向上がはかられている。『長時間労働撲滅』や『ワーク・ライフ・バランスの実現』といった労使共通の課題解決に向けた働き方改革の取り組みが進められている。サービス業では人材確保の観点から非正規労働者の時給は正社員の上げ率を上回り、非正規労働者の処遇改善として『同一労働同一賃金』に取り組む組合も増えた。加えて再雇用労働者の賃金改善も取り組みが進んだ。今次春季生活闘争の賃上げ傾向は、月例賃金の改善だけではなく、非正規や再雇用者への賃金・処遇改善も同時に進み、将来を見据えた変化の年であった。この流れをこれから交渉が本格化する地場・中小労組に波及させていかなければならない」と挨拶があった。 その後、決意表明として、JAM北陸・佐藤鉄工ユニオンの水上幸生委員長、運輸労連富山県連合会の三浦功書記長、全国農団労富山県農協労の山本仁志副委員長から、それぞれの組織の取り組み状況と併せ、早期決着と要求実現に向けて闘う決意の一端を述べていただいた。 引き続き、浜守事務局長からは、今後の対応について提起があり、「メーデー前までを『地場・中小回答促進期間』に設定し、先行組合が引き出した成果を追い風に、賃上げの拡がりと働き方の見直しに向けた回答の引き出しに全力を挙げ、未解決組合の早期決着に向けた取り組みを強化していく」とし、参加者全員で確認した。労働政策委員会の栗原委員長から集会アピール宣言を提案し、満場一致で採択された後、最後に同委員会の神田副委員長のガンバロー三唱で集会を終了し、参加者全員で富山駅周辺をデモ行進し、2019春季生活闘争の取り組みについて県民に訴えた。
賃上げの流れを継続し、「働き方改革」推進も重点的に!
連合富山は3月8日(金)に富山電気ビルにて、富山県経営者協会の金岡会長に対し「2019春季生活闘争に係る要請書」を手交した。辻会長から「2019春季生活闘争は、4年連続した賃金引き上げの流れを継続し、『底上げ・底支え』『格差是正』をはかるとともに、中小の賃上げに向けた『取引の適正化』についても、社会全体に訴えていく。さらに、全ての労働者の立場にたった『働き方改革』の推進についても、重点的に取り組みを進めていく」と挨拶し、取り組み趣旨の理解を要請するとともに、「Action!36」の取り組みを紹介し協力と支援を求めた。金岡会長から「要請書の内容については、経営者側の認識と同一であり、 今後労使双方新しい考え方で日本全体の生産性の向上を目指していかなければならない」と挨拶を受けた。懇談会では連合富山から「経済の好循環実現のための賃金引き上げを含む労働条件の改善」「働き方改革」、経営者協会から「ダイバーシティ」「日本の現場力」「雇用年齢」等の課題について互いの認識を示し、経営者側よりコメントを受け意見交換を行った。
6課題22項目にわたる労働行政に対する要請書を手交
連合富山は3月4日(月)に富山県労働局にて、富山労働局の佐藤労働局長に対し6課題22項目にわたる労働行政に対する要請書を手交した。辻会長は今年の4月から施行される「働き 方改革関連法」について「この法律改正で『労働者の健康と安全』が保持されるよう、周知徹底を強化するとともに、法律違反に対しては厳格な対応をお願いしたい。すべての労働者が、健やかに働くことのできる社会が実現するよう一層のお力添えをいただきたい」と挨拶した。 佐藤労働局長より「働く者の労働条件の向上という観点では連合富山と同じ方向を向いていると思っており、今回の要請には誠意をもって回答させていただき、共通の認識を持ちたい」と挨拶を受けた。 その後、浜守事務局長から要請書の趣旨説明を行い、改正職業安定法の周知や外国人労働者の受け入れ、36協定の周知や年次有給休暇取得義務化といった過労死ゼロ・長時間労働の是正等について意見交換を行った。